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更新が遅くてすみません。
そして、さらに遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
こんなサイトですが、今年もよろしくお願いします。
さて、2010年の最初の更新です。
web拍手に小説を3つアップしました。
黒羽家設定で、もし、黒羽家が王家だったらという突拍子も無い話。
成人式だなぁとか思っていたら急に書きたくなって。
簡単な説明を下にしておきます(苦笑)
読まなくても分かるとは思いますが、一応・・・。
黒羽快斗(38)
父を暗殺され、わずか14歳で王に即位。その年に城下町で新一と出会う。
王宮での嫌がらせや父の死、王の立場と悩んで荒れていたが、
新一との出会いから、良き国を作るために全力を尽くすようになり、
今日では賢君といわれ、国民から絶大な支持を得ている王様。
新一(38)
城下町の商人の娘。ある事情から男として育てられた。
快斗を王とは知らずに出会い、紆余曲折を経て、彼を支える道を選ぶ。
18で雅斗と由佳を、19で悠斗と由梨を生む。絶世の美女と評判。
雅斗・由佳(20)
常に城下町に遊びに出ていく、わんぱくな双子。
成人の義を迎えることにどこか複雑な心情で居る。
悠斗・由梨(19)
どちらかというとインドア派。よく母と居るところを目撃されている。
探(38)
快斗に8歳から仕える。現在は猊下として治世面のサポートを行う。
子供達の教育係でもある。
平次(38)
快斗に8歳から仕える。現在は近衛大将として軍事面のサポートを行う。
子供達の武術の師でもある。
志保(37)
新一の主治医としてともに王家に入った。王宮付きの医師。
+11月11日 祝・店長さんシリーズ完結~の方
拍手にコメント、ありがとうございます。
ちょっと、無理やり感がありますが・・・(苦笑)
お祝いのお言葉をいただけて嬉しかったです。
また、気が向いたらミニ小説で出てくるかもです。
+ひな様
拍手にコメント、ありがとうございます。
黒羽家シリーズを気に入ってくださって、本当に嬉しいです。
私自身も家族物は書いているだけで、ほくほくした気持ちになれるので
今後もミニ小説として、書いていければと思っています。
また、お気遣い、ありがとうございました。
ひな様もお体、ご自愛くださいませvv
URLの請求がいくつか着たので、書きたくなったもので(笑)
相変わらず単純です。
今日は良い夫婦の日ですし、
投票所でも入れていただいているので黒羽家の小説を以下に。
家族設定なので、苦手な方はお気をつけください。
**************
俺の奥さんは、自慢じゃないがめちゃくちゃ綺麗だ。
俺の前では可愛い面も見せてくれるし、
ひとたび柔らかに微笑めば、世界三大美女も嫉妬するほどに。
けどけど、最近、その奥さんが俺に構ってくれないんです。
~良い夫婦の日を過ごしたのは?~
「黒羽、自分、何回ため息ついてんねん。」
近場で事件が起こったため、帰りに寄ったとやってきたのは、
高校時代からの友人であり、妻である新一の無二の親友でもある
服部平次、その人だった。
日曜の午後から物騒やなぁと笑いながら入って来た服部に
そんな物騒な場所帰りで友人の家に来るなと快斗も新一も思ったが
門前払いにするわけにもいかず、色黒の彼を居間に通した。
もちろん、この家には、免疫の低い幼い子供たちがいるために
洗面所で必要以上に手洗いはしてもらったが。
「ため息かぁ。付いてたおれ?」
「ああ。何度もな。」
快斗が準備したお茶を飲みながら、向かいに座る彼に平次は声を掛ける。
それに快斗は軽く視線をカーペットのほうへと移した。
平次もつられて視線を向ければ、本を読む母とその周囲を取り囲む4人の子供達
という、まさに長閑で理想的な光景が広がっている。
広めの窓から差し込む柔らかな日差しの下で、響く穏やかな声は
朝方から動きっぱなしの平次には子守唄のようにも感じた。
「もう、ちびたちも3歳か?」
「ちびって。悠斗と由梨はね。」
「早いなぁ。わいらも年を取るはずや。」
「これから、ますます可愛くなるんだろうなぁ。」
口ではそういいつつも、やはりどこか不満げな快斗に
平次は小首を傾げる。
「ほんまにおかしいで、自分。」
「いや、子供達は本当に可愛いよ。けど、新一がさぁ。」
「ああ。ヤキモチか。」
ポンッと手を叩く平次に、馬鹿にするなと快斗は眉間にシワを寄せた。
これでも、切実な問題なのだ。
「最近、やってないし。」
「おまえ、昼間っから何言ってんねん。」
「平次はどうなんだよ?」
「うちは・・・って。関係ないやろ!!」
平次のケチ~。と言いながら、
快斗は拗ねた子供のようにテーブルに頭を乗せた。
視界の先に映る子供達と妻の姿を見るのは悪くは無い。
平和だとも思うし、幸せだと思う。
けど、けど。
「こないだなんてさ、ちょっと目を放した隙にナンパされてるし。」
「工藤やからなぁ。」
「男共はすれ違いざまにイヤラシイ目を向けてくるだろ。」
「工藤やからなぁ。」
「それで、見せつけにキスすれば、子供の前って蹴られるし。」
「・・・そりゃ、そうやろ。」
ぬるくなったお茶を眺めながら、平次はだらしない友人を見つめた。
その気持ちが全く分からないわけではないが、
平次のところは1人息子のため、完全に妻を独り占めされることは少ない。
加えて好奇心の固まりのせいで、母の傍より動き回っていることも多いのだ。
これが、大学では大人気のマジシャンの卵とは誰も思わないだろう。
未だに『ヴー』とうなっている彼に平次は深々とため息をついて、口を開いた。
「しゃあない。今日は子供らを家で預かったる。」
「は?」
「ちょうど、明日は祝日やし。わいも休みやからな。一晩だけやで。」
「平次様vv」
「何かあったのか?」
夫が友人の手を握り締めて涙を浮かべている光景に
新一は軽く欠伸を漏らしながら首をかしげる。
声のほうを見れば、その背後で眠っている子供たちが見えた。
「ちびたち寝たんやな。」
「ん。本を読んでたら寝ちゃってさ。それより、何を話してたんだ?」
「いや、今日って良い夫婦の日やから・・・。」
「ああ。葉平が今夜、家に来るって話か。」
「「は??」」
突然の言葉に、平次と快斗は目が点になる。
そんな2人の反応に
『聞いて無いのか?』と新一はキッチンでお茶を注ぎながら肩をすくめた。
「和葉ちゃんが、最近ゆっくり平次と過ごしてないって言ってたからさ。
たまには奥さんを労わってやれよ。良い夫婦の日だし。」
「和葉が・・。」
「ちょ、新一。俺、聞いてない。」
「昨日の夜言ったぞ。たっく、覚えてないのかよ。
てなわけで、買出しに行ってくる。あいつらよろしくな。」
ひらひらと手を振ってさっそうと出て行く新一に快斗は握っていた手に力を込める。
平次が『ギャー』と声をあげようが知ったことではない。
「裏切り者ーーーー」
「不可抗力やっ!!!」
さてさて、今夜良い夫婦の日を過ごしたのは、果たして。。。
+kumiko様
拍手にコメント、ありがとうございます。
のんびり更新してでも、とのお言葉、とても嬉しかったです。
本当に更新は遅いのですが、
kumiko様のお言葉を無駄にせぬようがんばります♪
これからも、よろしくです。
+KK様
拍手にコメント、ありがとうございます。
拍手小説、満足していただけたようでホッとしていますvv
第三者視点で、他のシリーズも書いてみたいですね♪
また、完結したものも、恋しくなる時があるので、また書きたいと思います。
お気遣いの言葉まで、本当に嬉しかったです。
これからも、更新は遅めですが、よろしくお願いします。
+風凪緑様
拍手にコメントとありがとうございます。
暖かなお言葉の数々に感激いたしました。
このような自分勝手なサイトでも、風凪様のように
楽しんで来てくださる方が居ると思うだけで、頑張っていけそうです。
我がままなんてとんでもないですよ。
さらに、労いのお言葉までありがとうございます!
風凪様もお体に気をつけてくださいませ。
今後とものんびり更新ですが、よろしくお願いいたします。
+10月18日 ダイアリーが~の方
ご連絡、ありがとうございました。
確かに最近、調子がおかしいので、変えさせていただきました。
今後、不都合が無ければ良いのですが・・・。
ご指摘のおかげで、こうして心機一転できました♪
本当にありがとうございますvv
+10月19日 番外編が~の方
拍手にコメント、ありがとうございます。
これからも、時折、番外編をかければと思っておりますので
気長にお待ちいただければ幸いですvv
+10月21日 黒羽家大好き~の方
拍手にコメント、ありがとうございます。
黒羽家は、本当に皆様に愛されていて、ありがたく思っておりますvv
番外編など、気長にお待ちいただければ幸いです♪
日記の調子がおかしいので、ブログに移行しました。
これから、こちらでいきたいと思います。
更新が相変わらず遅くてすみません・・・。
前回、サイトの今後について書いたところ暖かなお言葉を頂き、
本当に嬉しかったです!
相変わらずのんびりペースになると思いますが、
見捨てずよろしくお願いいたします。
*更新*
小説部屋のべっぴんな店長さんシリーズに「待つという我がままを」をアップ。
店長さんシリーズはとりあえずこれで、完結しました。